自宅において手巻き寿司、ちらし寿司などを作る機会があります。一人ならどれくらい食べるのかを予想できるものの、家族持ちだと量の調節は難しくなりますね。
酢飯が固かったり。、たくさん作りすぎた、みんなが予想していたよりも食べなかったなどというケースにおいては、酢飯は余ってしまいがちです。
酢飯を捨てるのはもったいないので、今回は余った酢飯の活用する方法について書いていきます。
酢飯が固くてパサパサに！復活させる方法
パサパサになった酢飯を復活させるには、レンジで温める方法がありますよ。カチカチの酢飯が、美味しい酢飯に生まれ変わります。わずかな手間を加えるだけで、とても食べられない酢飯が劇的な変化を遂げるのは魔法みたいですね。
酢飯を電子レンジで加熱する際の注意点は、酢を飛ばさないように気をつけましょう。酢飯の味が落ちてしまいます。ラップをつけることによって、水分が飛ばない工夫を施します。
蒸し器で蒸すという方法もあります。こちらも作り立ての状態に近づけることができます。家庭に蒸し器があるのであれば、こちらも試してみてはいかがでしょうか。
酢飯が固くてパサパサ！アレンジしておいしく食べる方法
酢飯を使用して、雑炊を作ることができます。こうすることによって捨てる予定だった酢飯を、美味しく食べることができます。具材としてはカボチャ、鮭、豆まきの豆などがあります。節分で豆が余ったという家庭は、雑炊に入れてみるといいかもしれませんね。
酢飯をチャーハンにする方法もありますね。こちらは色々なレシピが載せられていることから、人気の一品といえます。チャーハンにする際は、ご飯をあらかじめ温めておきましょう。
酢飯をオムライスにアレンジすることもできますね。酢飯以外はオムライスと同じ材料で作れるため、普段から調理をしている人なら簡単に作ることができます。
酢飯をお茶漬けにすることもできます。トッピングの具材としては、マグロ、サーモン、ブリ、いくら、つぶ貝、イカ、ネギトロ、炙りサーモン、卵、甘エビ、タコ、じゃこ、納豆などがあげられます。お茶漬けにすることによって、いろいろな食べ方ができるようになるのでおすすめですよ。
酢飯を用いて、おにぎりにすることもできます。ふりかけ、鮭、炒り卵、ベーコンなどと合わせることによって、味の変化を楽しむことができるでしょう。
上記であげた5つ以外には、ピザ、カレーライス、チャーシュー丼などにリメイクできます。バリエーションは豊富なので、自分のアレンジレシピを作ってみるといいでしょう。
酢飯が固くなる原因
酢飯はご飯でできているので、冷蔵庫に入れることによって固くなります。酢を入れているからといって、ご飯であることには変わりありません。
酢飯は2~6度で固くなります。冷蔵庫内は0~3度くらいであるため、酢飯を劣化させるための条件が整っています。それゆえ、冷蔵庫で保存をすると固くなってしまいます。
酢飯が固くなる要因として、湿度の低下も含まれます。冷蔵庫は湿度も低いので、保存をすると固くなってしまいます。
酢飯が固くならないように保存する方法
冬場ならば常温保存が可能です。通気性の優れる寿司桶に酢飯を入れ、湿らせたキッチンペーパーなどをかけます。常温保存であっても、半日程度はもたせることができますよ。
夏場は気温が高いので常温保存はできません。酢飯を冷やすことを求められます。
酢飯を冷やす場合は冷蔵庫ではなく、野菜室で保存するのがポイントです。野菜室は冷蔵庫よりも温度が高めに設定されているため、冷蔵庫より状態を保ちやすくなります。これまでは冷蔵庫で保存していたという方は、一度試してみるといいですね。
野菜室の湿度は冷蔵庫よりも高くなっています。米の湿度を保ちやすくなるので、固くなるのを防ぎやすくなりますね。
酢飯を野菜室で保存する際、キッチンペーパー、濡れ布巾、ラップなどでしっかりと覆いましょう。新聞紙で包むことによって、乾燥防止につなげられます。
酢飯が固い！復活・リメイクでおいしく食べる方法のまとめ
酢飯が固い場合は電子レンジで温めます。その際、加熱時間に注意しましょう。加熱しすぎると、酢を飛ばしてしまい、味が落ちることとなります。
酢飯は蒸すことによって柔らかくなります。電子レンジより手間はかかるものの、時間があればやってみてはいかがでしょうか。
酢飯はアレンジがききやすく、雑炊、チャーハン、オムライス、お茶漬け、おにぎりなどにできます。自分なりのアレンジレシピを作ってみるといいですね。他にもいろいろな種類があります。
酢飯のアレンジレシピは食べたことがないものの、一度くらいは食べてみたいと思います。チャーハンにお酢がきくとどのようなものになるのか興味深いです。
酢飯は温度と湿度の変化により、固くなります。冷蔵庫は酢飯の劣化する条件と一致しており、冷蔵庫で冷やすことによって、状態が悪化します。
冷蔵保存する場合、温度や湿度の高い野菜室を利用することで、品質を保ちやすくなります。保存する場合は、湿度を保つために、キッチンペーパー、濡れ雑巾、ラップ、新聞紙などで包みます。
野菜室を利用して、酢飯を保存するのは意外な印象を受けました。冷蔵庫にしまっておけば問題ないと思っていたので、今度からは気をつけたいと思います。
